GLOBALの発想は「イタリアのデザイン、ドイツの堅牢、日本の精密、この3要素を併せ持つ製品」この3つの要素でした。この要素はあくまでもそれぞれのトップレベルで融合しなくてはならないという命題のもと、1978年にデザインと技術の2つの分野で開発がスタートしました。素材美(個々の素材が潜在的に合わせ持つ色彩美や造形美)を活かすことこそデザインの極致という結論に至り、異素材を介在させない「刀から柄までオールステンレス一体構造の包丁」というコンセプトが完成しました。工業デザイナー・山田耕民氏にこのコンセプトによる包丁デザインを依頼し、ここにGLOBALは誕生しました。